しょいちの夢への軌跡~第5章~(全8章)

教員のお金術

第5章:デイトレード初挑戦とグローバルウェイで掴んだ「勝てたかもしれない」という希望

勉強と実践を繰り返すなかで、私は“ある欲”を抱くようになっていました。

「毎月コツコツもいいけれど、短期間で利益を出す体験もしてみたい」

そんな気持ちから、私はついに“短期トレード”の世界――いわゆるデイトレードに足を踏み入れることにしました。

デイトレード=プロだけの世界?そう思っていた頃

YouTubeでよく見る「今日の収支+38万円」といったサムネイル。そのたびに「すごいな…でも自分には無理だろうな」と思っていた私。

でも、「まずは小額でやってみたらどうか?」と自分に問い直してみたんです。
そして、口座にあった5万円を使い、1日の中で売買する練習を始めました。

…結果は散々。
買ってすぐに下がる、利確が遅れて利益が消える、板の動きが怖くて操作が止まる。

「やっぱり私には無理かも」

そんな風に思っていたとき、ある銘柄が目に飛び込んできました。

それは“異様な”チャートだった──グローバルウェイとの出会い

SNSで話題になっていたのが「グローバルウェイ(3936)」という銘柄。1日でストップ高を繰り返し、3日連続で爆騰中というニュース。

急騰している=危険、というイメージもありましたが、チャートを見ると“綺麗な上昇トレンド”。
ネット掲示板やX(旧Twitter)でも情報が飛び交っていて、「材料がまだ続いている」「信用買い残が少ない」などのポジティブな情報も多数。

私は自分なりに以下のように整理しました:

グローバルウェイにエントリーした判断材料

  • 連続ストップ高(=勢いあり)
  • 需給バランスが良い(=買い優勢)
  • SNSで注目されている(=短期資金が流入)
  • テクニカル的にも“押し目”だった

正直、怖かったです。エントリーを決めた瞬間、心臓がバクバクしていて、何度も「本当に買っていいのか」と自問しました。

初めての成功体験。そして、「これが投資か」と思った瞬間

私が入ったのは、株価が上昇しきった後の一旦下がったタイミング(押し目)でした。
買った数分後に急騰。数分で+5%以上の含み益。

「……え、今、含み益が出てる?!」

人生で初めて、株で“勝てたかもしれない”という感覚を味わいました。

もちろん、このような急騰銘柄はリスクも非常に高いです。
下手すれば大損、損切りも難しいし、気を抜いた瞬間に飲み込まれます。

でも、それでも私にとってこの体験は、

「自分にも投資で勝てるチャンスはある」

という確かな自信につながったのです。

デイトレードを経験して学んだ5つのこと

  1. ①「利確ルール」は必須
    どこで利益を確定させるかを事前に決めないと、欲が勝って全部消える。
  2. ② 感情は最大の敵
    「まだ上がるかも」「すぐ戻るでしょ」と考えたときに失敗する。
  3. ③ SNS情報に踊らされない
    他人のポジションではなく、自分の判断を大切に。
  4. ④ 板と出来高を観察する力が大切
    上がってるように見えても、薄い出来高だと急落リスクがある。
  5. ⑤ 短期の勝ちに依存しない
    成功体験に引っ張られると、ギャンブル思考になりやすい。

短期投資と長期投資、どちらが正解?

グローバルウェイで得た利益は数千円。でも、それ以上に「学び」がありました。
その中でも一番の学びは、

「投資には、自分に合ったリズムがある」ということ。

毎日チャートを見るのが苦痛なら長期投資が向いている。
スピード感と緊張感を楽しめるなら短期投資も選択肢になる。

私は今でも「短期と長期をバランスよく組み合わせる」スタイルを続けています。

まとめ:「投資は勝てる」という感覚が自信をくれた

この章では、私がデイトレードに初挑戦し、グローバルウェイという銘柄で“初めて勝てた”感覚を得た体験についてお話ししました。

投資=怖い、損するだけ、という考えが、
この経験を通して「投資=知識と行動で変わる世界」に変わったのです。

勝てたことよりも、「考えて動いて、結果が出たこと」。
これが私にとって、大きな自信になりました。

次章では、短期トレードの緊張感から一転、配当金や優待といった“やさしい投資”の魅力に出会った話をお伝えします。

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