しょいちの夢への軌跡~最終章~(全8章)

教員のお金術

第8章:FIREを目指す理由と、誰かに伝えたい想い〜投資が教えてくれた“人生の選択肢”

積立NISAでお金の“未来地図”が少しずつ描けるようになった頃。私の中に、ふとひとつの想いが生まれました。

「もし、お金のために働かなくてよくなったら、私は何をするんだろう?」

それが、FIRE(Financial Independence, Retire Early)との出会いでした。

FIREとは?働かない“贅沢”ではなく、働き方の“自由”

FIREと聞くと、「一生働かない贅沢な暮らし」というイメージを持つ人も多いと思います。

でも私にとってのFIREは、“選べるようになること”でした。

  • 今の働き方をやめたいと思ったとき、選択できる
  • 心と体が疲れたとき、少し立ち止まってもいい
  • 本当にやりたいことが見つかったとき、すぐに動ける

これらはすべて、「お金に縛られていない状態」だからこそ実現できます。

教員という仕事を愛していたからこそ、“自立”を考えた

私は教員の仕事が嫌いだったわけではありません。むしろ大好きでした。
子どもたちと過ごす日々、成長に立ち会える喜び、やりがいは本物でした。

でも、

  • 体調を崩しても休めない空気
  • 給与が上がらないことへの漠然とした不安
  • 「定年まで働いて、それで終わり?」という違和感

こうした違和感が、少しずつ“自立したい”という気持ちに変わっていきました。

そして気づいたのです。
投資は、自分の働き方と生き方を選ぶためのツールだということに。

FIREを目指す私が取り組んでいる4つの投資スタイル

  1. ① 積立NISA:毎月自動で積み立て、20年後の資産形成を狙う
  2. ② 高配当株:生活費の一部を“配当”でまかなえる状態を目指す
  3. ③ 株主優待:節約と楽しみを同時に叶える“実益投資”
  4. ④ 情報発信:自分の経験を発信し、“資産”以外の副収入を作る

FIREは、必ずしも「投資だけで生活する」ことを意味しません。
「生活の不安が小さくなる分、心に余白ができる」そんな生き方の選択肢なのです。

投資は「誰かのため」にもなる

投資を始めてから、私は変わりました。

  • お金の話を堂々とできるようになった
  • 「我慢しない働き方」があると気づいた
  • そして、このことを“誰かに伝えたい”と思うようになった

なぜなら、かつての私のように、「投資って難しそう」「私には無理」と思っている人が、まだまだたくさんいるからです。

でも、本当は投資って、誰にでもできる。
むしろ、“普通の人”こそ、知っておくべき知識なんです。

未来の私が、今の私に「ありがとう」と言えるように

この8章にわたるストーリーを通して、私は自分自身に問いかけ続けてきました。

「なんのために働くのか?」
「お金って、どうやって使えば心が満たされるのか?」
「私は、どんな生き方をしたいのか?」

そして、その答えのひとつがFIREであり、投資でした。

今すぐFIREできなくてもいい。
でも、その方向に向かって、毎月1万円ずつでも積み重ねていくことが、
未来の私が“ありがとう”と言ってくれる行動だと信じています。

まとめ:あなたの中にも、きっと“投資のタネ”がある

この最終章では、FIREを目指すようになった理由、投資のその先にある“自由”についてお話ししました。

あなたが今、少しでも「このままでいいのかな」と思っているなら、投資はそのモヤモヤに答えてくれるヒントをくれるかもしれません。

小さな金額でもいい。
投資の知識がゼロでもいい。
あなたの中には、すでに“自立のタネ”が眠っています。

あとはそれを、少しずつ育てていくだけ。

このストーリーが、あなたの人生の選択肢をひとつ増やすきっかけになれたら、本当にうれしいです。

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